デイトナの高性能キャリバー4130

デイトナのムーブメントは高性能キャリバー4130

cal-4130

ロレックスデイトナ 116520および最新型116500に搭載されているキャリバー4130は、デイトナ専用としてロレックス社が開発した初の自社開発クロノグラフムーブメントです。

デイトナはそれまでバルジュー社の72系やゼニス社のエル・プリメロといったクロノグラフの名機と言われる他社製のムーブメントをベースにして独自に改良を加えたものを使用してきました。

キャリバー4130は、長年改良と研究を積み重ねてきたロレックスが、そのノウハウをもとに満を持して完成させたクロノグラフムーブメントです。

キャリバー4130は大きな2つの特徴があげられます。

一つ目は、合理的な設計であること。

クロノグラフ機構を裏蓋側に一元化し、メンテナンスの際に文字盤側のパーツまで外すことなく作業ができるようになったため、作業性が格段に向上しています。

また、クロノグラフ機構の歯車を水平に輪列した水平クラッチ式から縦方向に垂直輪列した垂直クラッチ式に変更したことによって、クロノグラフ作動時にありがちなクロノグラフの針飛びが解消されて、より正確な計測が可能になっています。

加えて、U字形のリセットハンマーひとつでクロノグラフ針、30分と12時間積算針の3つを一気に帰針させるという合理的かつコンパクトな設計を実現しています。

 

二つ目は、大幅に精度が向上していることです。

テンプを支えているブリッジを業側から支えるだブリブリッジ式に変更したことにより、堅牢性と安定度が格段に向上しています。

しかも、そのヒゲゼンマイには耐磁性が高く温度変化にも強い独j開発のパラクロム・ヒゲゼンマイが他のモデルに先駆けて採用されています。

 

2015年製造の116520の中には、電鋳微細加工技術のLiGA(Lithographie Galvanoformung Abformung)によって精密加工された部品が使われた個体がありますので、新型116500にはそのような個体が多く採用されているでしょう。

高精度を追求し、メンテナンス性への配慮も怠らない。

ロレックスが「最高の実用時計」と言われる所以かもしれません。

 

 


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