NEWデイトナ

2016年NEWデイトナ

スイス・バーゼルで開催された世界最大の時計宝飾見本市「バーゼルワールド2016」での最大の目玉は、なんといってもロレックスのNEWデイトナでしょう。

2011年にセラクロムベゼルを採用したニュータイプが発表されて以降、毎年のようにモデルチェンジが囁かれていたデイトナのスチールモデルが、今年ようやくモデルチェンジを果たしました。

新型モデルのレファレンスナンバーはRef.116500LN

変更点はいくつかありますが、最大の違いは、ベゼルの素材がスチールからセラクロムへと変更された点でしょう。

セラクロム(Cerachrome)とはロレックスが開発し特許を取得したセラミック素材です。

耐蝕性と耐傷性に優れ、紫外線による影響を受けにくいなど優れた耐久性を持っています。

紫外線などによって焼けてしまうアルミニウムや傷が目立ってしまうスチールに代わるベゼルの素材として、既にサブマリーナやGMTマスターⅡなど、多くの現行スポーツモデルに採用されています。

それがデイトナの新型スチールモデルに採用されたことは、ユーザーにとって本当に嬉しいことです。

公式リリースによれば、116500LNは伝説的なクロノグラフの歴史へのオマージュで、ブラックベゼルはかつて製造されていたブラックプレキシガラスを採用した1965年製モデルを思い起こさせるものだそうです。

新型スチールモデル116500LNは、前モデルの116520と比べてもベゼルが変更された以外は大きな変更は見当たりません。

しかし、ムーブメントは、2015年から独自に高精度の基準を再定義し、COSC認定の高精度ムーブメントをケーシング後、平均日差±2秒以内に調整した独自の高精度クロノメーター(Superlative Chronometer)基準のムーブメントを搭載しています。

ベゼル上のインデックス目盛には▲をデザイン的に取り入れて視認性を向上していますが、この部分もプラチナの薄い層でコーティングされています。

ベゼル上の目盛も、116520は全ての数字が水平でしたが、新型116500LNはベゼルに沿うように印字されています。

白文字盤モデルのインダイヤルに関しては、116520ではシルバーの縁取りでしたが、新型116500LNでは黒の縁取りになって、視認性が向上したのは勿論、エクゾチックなデザインとなっています。

今年3月のバーゼルワールド2016で発表されたばかりの新型デイトナ 116500LNもすでに日本市場に出回っています。

参考:WatchMonster

しかし、前モデル同様、供給量が少ないためか入手は非常に困難なようです。

正規店では相当年月待たなければならないそうです。それだけ、入荷待ちをしている客が多いのでしょう。

並行輸入業者も何店舗か見つかりますが、「注文を受けてから探します」と言った店がほとんどのよう。

その中で、この店は海外の正規卸元から取寄せるそう。

ロレックス(ROLEX)|腕時計通販専門店Cronus

金額がかなり高いのですが、問い合わせてみたところ、海外においても供給不足で値段が下がっていないそうです。

ということは、現在200万円前後、または下回る金額で販売している並行輸入業者は注文しても原価割れになるんじゃ?と心配してしまいます。

116500LN

116500ln

 

また、116500LNの発表に伴い、116520の廃盤が決定したため、116520の人気が急上昇し、それと共に価格も急上昇しているようです。

新型発表で、デイトナ全体の注目度が上がったことも影響しているでしょう。

また、手巻きデイトナがコレクターすら手が出ないほど高額になってしまい、比較的手を出しやすい116520に注目が集まったこともありそうです。

しかし、廃盤となったことから、更に価格が高騰していきそうですね。